Windows 10 のUAC無効化

コントロールパネルのユーザーアカウントからユーザーアカウント制御(UAC)のレベルを一番下の「通知しない」に変更したにもかかわらず、フォルダのリネームとかでもちょくちょく管理者権限での実行許可を聞かれる。
Windows 7ではそんなことなかったのに何でだ?と思って調べてみたところ、Windows 8の時点で既にそうなっていた模様。

・常に管理者特権を得る方法
http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_8-security/%E5%B8%B8%E3%81%AB%E7%AE%A1%E7%90%86%E8%80%85/a8226a91-938e-4717-858a-2bdcfec44826?auth=1

ここに記載されているとおり、レジストリエディタで「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System」の「EnableLUA」を初期値の1から0に変更したら確認メッセージが表示されなくなった。


とりあえずこれで目的は達成したけど、そもそも「EnableLUA」は何の設定なんだ?という疑問が湧いたのでもう少し調べてみたところ、今回の対応が画像付きで解説されているサイトがあったので一応リンクをぺたり。

・Windows10でUACを完全に無効にする
http://shureneko.blogspot.jp/2015/10/windows10uac.html

電卓が使えなくなるというのが意外だったけど、単純な四則演算ならGoogleで入力すれば出てくるし、問題ないかな?


あと、「EnableLUA」そのものについてはこのサイトが参考になりそう。

・[Win8] ユーザー アカウント制御
http://data.expressweb.jp/2012/08/win8-uac/

Windows 10の記載は無いけど、Windows 8に準拠するという認識で良いはず。


しかしまぁ、何というか・・・Windowsはこの辺がイマイチだよなぁ。
知識不足の人が誤操作するのをガードするという目的は間違ってないんだけど、GUIで操作できる部分が中途半端な感じがどうにも微妙。
Windows 7ではGUIだけで出来ていた設定だから、尚更そう感じるのかもしれないけれど。

あと、「レジストリの直接設定"でも"対応できます」のはずが「GUIで操作しても結局レジストリを直接設定"しないと"無意味です」というパターンが割と多いのもそう感じる原因の一つかも。
レジストリを下手に弄るとOSが起動しなくなる危険性を都度伝えているのに、結局そっちも弄らないといけないというのは矛盾しているよなぁ。

Windows 10 にImDiskでRAM Diskを作った

Windows 10に変えてからRAM Diskを使ってなかったけど、やっぱり一時DL領域として欲しいなと思う様になってきた。
昔はGavotte RAMDiskを使ってたけど、ドライバ署名の問題があってちょっと面倒くさいらしい。
ということで、表題のImDiskを使ってみることにしたので備忘録代わりのメモを。

手順については以下のサイトをほぼそのまま実施。
http://reich.exblog.jp/13226631/

コマンドオプションについては、以下のサイトを参照。
http://jinblog.at.webry.info/201402/article_2.html


■ファイルの入手

・以下の公式サイトからDL
http://www.ltr-data.se/opencode.html/#ImDisk

・DLは現時点での最新版(以下の文言)を選択
Download ImDisk install package, current stable version 2.0.7 built 16 November 2015 - 366.2 KB, works on both 32-bit and 64-bit versions of Windows.


■導入と設定確認

インストーラを実行し、コントロールパネルにメニューが追加されていることを確認
 ※スタートメニューやデスクトップにショートカットが出来るわけではないので注意

・スタートメニュー内のコマンドプロンプトで右クリックし、「管理者として実行」から起動

・以下のコマンドを実行し、RAM Diskの作成とマウント
 imdisk -a -s 2g -t vm -p "/fs:ntfs /q /y" -m z:


■実行コマンド概要(詳細は上述のサイト参照)

・-a
 RAMディスク作成

・-s 2g
 サイズを2GBに指定

・-t vm
 揮発性(シャットダウン時にデータが消える)を作成
 不揮発性(データを残す)なら「-t file <ファイルパス>」を指定

・-p "/fs:ntfs /q /y"
 マウント後に確認なしでNTFSでクイックフォーマット実行

・-m z:
 RAM DiskをZドライブとしてマウント


■タスクスケジューラの設定

ImDiskはスタートアップ時に自動マウントされないので、毎回上述のコマンドを実行する必要がある。
そのため、上述のコマンドを書いた適当なバッチファイルを作成し、タスクスケジューラに追加する。

・コントロールパネルの「管理ツール」から「タスクスケジューラ」を起動

・タスクスケジューラの左側のツリーから「タスクスケジューラライブラリ」を選択

・タスクスケジューラの右側のメニューから「タスクの作成」を実行

・以下のような設定でタスクを作成(他の項目設定は任意)
 ※シャットダウン時のアンマウントバッチを作っても良いけど、揮発性なら無くても問題なさそうだった。
 
 <全般タブ>
 ・「名前」に適当な名前をつける(一覧の表示名になる)
 ・「ユーザーまたはグループの変更」ボタンからSYSTEMに変更
 ・「ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する」にチェックオン

 <トリガータブ>
 ・「新規」ボタンから新しいトリガーを作成し、「タスクの開始」を「スタートアップ時」に設定
 ・詳細設定グループの「有効」にチェックが入っていることを確認

 <操作タブ>
 ・「新規」ボタンから新しい操作を作成し、「プログラム/スクリプト」にバッチファイルのフルパスを設定

・PCを再起動して自動的にRAM Diskが作成されるか確認
 上手くいかなければタスクの見直しを行う。

同性愛者は激辛好きに似ている

何か切っ掛けがあったわけではないけど、タイトルのようなことを風呂に入りながらぼんやりと考えてみた。

まず、俺自身は辛いものは得意でなく、激辛レベルは無理。
その上で、タイトルの様に「同性愛者」を「激辛好き」と置き換える。
すると、以下の様な感じになる。


「俺、激辛カレーが好きなんだ」という人
 → 好きなものを好きなように食べたら良いと思うので、へー、そうなんだ。という程度の感想しか湧かない。一緒に食事してもそれぞれ好きに注文すればいい。

「激辛の食べ物以外は口に出来ません」という人
 → 一緒に食事には行けないが、それ以外は特にどうと言うことも無し。

「今度一緒に激辛カレーを食べに行こうよ」という人
 → 「俺は辛いの苦手だから遠慮する」という返答をした時に「じゃぁ、仕方ない」と言う人なら無害。「そう言わずに一緒に行こうよ」と粘る人は厄介。無理矢理連れて行く人は論外。

「激辛カレー大盛りで頼んでおいたから」という人
 → 有害。

好きな人が激辛好きだった場合
 → 困る。


たまに同性愛者について異様なほど嫌悪する人がいるけど、このイメージに照らし合わせるなら人の味覚に全力でケチを付ける人と似てるんだな。
人の好みや食べ方に対して貶すように「気持ち悪い」とか平気で言う人は、対象が違えばこういう感じになるんだろう。

なんであんなに毛嫌いするのかよく分からなかったが、食べ物に関してなら毛嫌いする人を割と見かけるので何となく腑に落ちた。

そうめんを4分茹でたら本当に食感が変わった

ほぼ日の「おいしい店とのつきあい方」を読んでいたら、そうめんについてこんな記述があった。

今まで食べたコトがなかったそうめんの味。
味というより、食感がネットリ、まるで舌にまとわりつくようで色気を感じる。
のどごしなめらか。
何より小麦の香りがフワッと鼻からぬけて、タレとのからみもとてもいい。

http://www.1101.com/restaurant/2015-06-18.html

色気って何だ?とか思いつつも興味を惹かれて読んでいたら、どうやらそうめんの種類ではなく茹で方が違うらしい。

4分茹でると麺は膨れてクタクタになる。
ザルにとった瞬間は、どうにもこれは食べられないなぁ‥‥、
って思うくらいにヌルヌルします。
それを氷をタップリ入れた水につけたらガシガシ洗う。
両手つかんで、揉むようにして洗っているとクタクタしていた麺がキリッとしまってくるんです。
中までしっかり熱が入って、水をタップリ吸い込んだ麺。
乾燥されて乾いた麺が、みずみずしさを取り戻すには時間をかけて茹でなくちゃ。

http://www.1101.com/restaurant/2015-06-18.html

確かに、そうめんは細いので長時間茹でることはない。
実際、この前食べた時も1,2分しか茹でなかった。

普通に考えると、倍の時間茹でたら麺がのびて味も落ちそうなものだが・・・
でもまぁ、ちょっと気になるのでさっき試しにやってみた。


結論から言えば、本当に食感が違う。
「舌にまとわりつく」という表現がまさにその通りで、「つるつる」舌を滑る普通のそうめんとはひと味違った食感。
でも、それが嫌な感じでは無くて、めんつゆを吸い取ってそのまま一緒に口に入る感じ。
一口目を食べた時、思わず「おぉっ」と声に出してしまったくらい違う。

ただ、驚くと同時になんだかこの食感に覚えがあり、あれ?って思った。
こんな茹で方した記憶はないんだが、明らかにこれとよく似たそうめんを食べた記憶がある。

で、よくよく考えてみたところ、母親が祖父母の家でそうめんを茹でたときの食感がこれに近いというのを思い出した。

祖父母の家に行ったときは、お年寄り向けと言うことで基本的に米も麺も柔らかめにしていた。
その結果、そうめんも普段よりも長く茹でていた可能性が高い。
ただし、そうめんは氷水でしっかりしめていたので、結果的にこの作り方と同じ様になっていたんだと思う。

おそらく母親はこの作り方を意識していた訳では無いだろうけど、子どもの頃に食べた記憶も相まって個人的にはこっちの茹で方の方が口に合う。
なので、次に茹でるときもこの方法にしよう。


■備忘録

・茹でるときはちゃんと時間を計ること
 多少長くなる分には問題なさそうだけど、普段の感覚で茹でると短くしてしまいそうなので。

・麺を洗うときは必ず氷水を使うこと
 粗熱を取るために最初は流水で構わないけど、後半は必ず氷を投入する。
 冷水になればなるほど麺がしまるのが、触感として分かるくらい違う。

・めんつゆは多めに用意すること
 めんつゆの減り方が普段よりも早かったのでいつもよりも多めにするか、減ったら継ぎ足す方針で。
 (単純に普段と食べ方が違っただけかもしれないけれど。)

Win7でIE11にアップデート出来ずにはまった話

ちょいとテストマシンをIE8にする必要があったので一度IE9〜11をアンインストールし、テスト完了後に改めてIE11をインストールしたらエラーが発生。
あれこれ調べて試して失敗して・・・というのを延々繰り返していたら、解決するまで数時間もかかった。。。orz

ということで今後のために備忘録としてまとめておこうかと。
何せ、この手のトラブルは毎回微妙に原因が異なるというか、同じエラーコードでも原因と対応が多すぎて非常に厄介で、今回無駄になった対応も今後は役に立つかもしれないので。

■環境
Windows 7 64bit SP1(MacParallels環境下)

■発生したエラー

・IE11をWindows Updateから実行したら「9C59」エラーが発生

・C:\Windows\IE1_main.logに書かれていたエラーコード
 Neutral package installation failed (exit code = 0x80092004 (2148081668))
 Neutral package installation failed (exit code = 0x00003715 (14101))

■今回の原因
2015/06/09 以降に適用したWindows Updateの何かが原因と思われる。
導入順に問題があった可能性が高いが、Updateでミスっていた可能性もある。

参考:Windows 7 for x64-based Systems 用 Internet Explorer 11 の累積的なセキュリティ更新プログラム (KB3058515)がインストールできない:80092004
http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_7-windows_update/windows-7-for-x64-based-systems-%E7%94%A8-internet/791c65d4-388b-42e3-9786-036bcb6078d6?tm=1434188567788

■今回の対応
1.2015/06/09 以降に適用したWindows Updateをすべて削除して再起動
 ※試行錯誤中にIE9〜10を導入していたのでそれも削除してIE8の状態まで戻した
2.Windows Updateから「重要な更新プログラム」の(Windowsに関連するもの)すべてを選択
3.同時に「オプションの更新プログラム」からIE11を選択し、まとめてUpdate実行



以下、今回は駄目だった対応や経緯等のあれこれ



1.IE11をWindows Updateから導入したら「9C59」エラーが発生

2.MicrosoftのサイトからオフラインインストーラをDLして試してみたが変わらず
 右クリックの「管理者として実行」も意味無し

3.Windows 7 用のシステム更新準備ツール (KB947821)を適用してみたが変わらず
 ・32bit用
  https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=3132
 ・64bit用
  https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=20858

4.SoftwareDistribution フォルダ(Update用キャッシュフォルダ)を再構築してみたが変わらず
 手順は下記URLの「方法 2 : SoftwareDistribution フォルダの名前を変更する」参照
 https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/958048/ja

5.IE9から順に入れ直してみたが、IE9,10は導入できてもIE11ではやはりエラー

6.下記のKB958046のFix itを試してみたが変わらず
 https://support.microsoft.com/en-us/kb/958046/ja

7.GWX.exe(「Windows 10を入手する」通知用のソフト)をタスクマネージャから殺し、オフラインインストールを試してみたが変わらず

8.セーフモードでオフラインインストールを試してみたが変わらず

9.Catroot2 フォルダ(更新プログラムを確認する署名格納用)を再構築してみたが変わらず
 手順は下記サイトの「■ 対処方法 1. Catroot2 フォルダの再構築」参照。
 http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_7-windows_update/%E3%82%A8%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC/9632b940-60bf-4603-b81b-c5b5535852e2

10.「Windowsの機能の有効化または無効化」から一度IE10の無効化を行い、再度有効化してみたが変わらず
 ※ここでは現在導入中のIEだけが対象になるので、IE8まで戻していたらIE10ではなくIE8という名目で出てくる

11.KB3038314関連のKBをWindows Updateから削除してみたが変わらず
 下記サイトに記載のKBの内、適用済みのものをすべて削除。
 http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_7-windows_update/80092004win7pro/8b84e305-0fd2-4e83-90cb-893e9a13fbcf

 実際の適用状況は以下の通り

 KB2639308 → 未導入
 KB2670838 → 削除
 ※これだけ名称が「Update for Microsoft Windows(KB2670838)」なので下の方にいた
 KB2731771 → 削除
 KB2786081 → 削除
 KB2834140 → 削除
 KB2882822 → 削除
 KB2888049 → 削除

 ※適用済みのWindows Updateの削除対象を検索しても、何故かKB番号で引っかからないので名称でソートしてすべて目視検索した
 ※Microsoftは名称の中にKBを埋め込まずにKBをプロパティとして別に設け、KBだけでソートできるようにすべき

12.オフラインインストーラのショートカットを作成し、リンク先のパスに引数「/update-no」を追加してみたが変わらず
 ショートカット作成に関してはNo.11のURLを参照。
 ※No.11の直後だとIE11導入にはWindows Updateが必要と言われたので重要な更新のみ実行した後に試している

13.ネットワークを切断した状態でオフラインインストールを試してみたが変わらず

14.最初に書いた手順を実行して、ようやくIE11を導入できた。


ちなみに、下記にはAMDのグラフィックドライバを削除で解決という話もあったが、今回はそもそもMacの仮想環境下だったのでこの対応はしなかった。
http://kiraraq.dip.jp/?p=164