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脳はこんなに悩ましい(メモ)

珍しく読書中に気になったところをメモしていたので、備忘録として記録。
何かのタイミングで見返したときに、記憶を呼び起こすトリガーになれば幸い。

しかし、海馬を読んだときも思ったけれど、難解な領域に関する内容は対話形式だと比較的すんなり頭に入るので読みやすい。
架空の人物を登場させる対話形式もこれと同じことを目的としているのかもしれないけれど、一人の人が考えて対話する形は想定内の問いかけしか出てこない分、どうしても劣っている気がする。
劣っていると言うよりも、波が穏やかと言うべきか。
実際に話をしているとどうしても飛躍することがあるけれど、その飛躍と切り返しこそが対話形式の面白さなんだろうなぁ。


p32
地球上の変質者

p43
ひらめきの男と直感の女
ひらめきは意識、直感は無意識

p65
覚えるためには出力せよ
出力の機会が多ければ多いほど、記憶は定着する
脳は出力依存

p67
プラシーボ効果の偽薬と打ち消し効果のある薬

p68
最悪を想定するとストレスは減少
 → 昔からやっているのは効果あり
回避法は使わなくても認識するだけで効果がある

p80
本当の自分は演じている方が真という可能性
ネット人格
 → 笑顔で画面を見ていると友好的になる?

p84
人格は環境が作る
 → 家で見るサイトと自宅で見るサイトが違うのはこれが原因か?

p92
ストレス発散で食欲に走るのは脳にとって自然なこと

p156
人の顔はパーツよりも全体バランスが大事
顔立ちよりも顔つきが重要

p159
星座占いは生まれた季節により遺伝子への影響が変わるという点ではあながち間違いとも言えない
 → ただし、環境の影響も当然あり

p192
優秀なスプリンター遺伝子を持つ私が、陸上部に入っていたら、きっとダメだったと思う
才能を開花させるには、足が速いだけではダメで、練習を継続する能力、走るのを楽しむ能力、トレーニングで成績が向上する能力を備えてなければ大成できない

p195
若い人の方が幼い頃から多くの情報を浴びているので、情報処理能力が高い

p211
性欲は別の欲望で代替出来る

p213
本能的快楽は報酬系、高度な幸福は大脳皮質、特に前頭葉系の知的な脳が働く
予測は快楽を減らす
女性の方がオチの面白さを過剰に気にしない → 快楽度が高い

p214
恋愛中の人は、生物としておかしな状態

p216
集中力という概念が不自然
動物は集中力があると不味い、分散力がないと生き残れない
集中と分散の価値が逆転

p221
プラットフォール効果、欠点がある方が魅力は増すという心理効果
欠落を理想で埋める
ネット恋愛は相手の素性がわからないから想像の余地がある

p224
チンパンジーは未来予測能力が低い代わりに、絶望から解放される
人の不安傾向は宗教だけでなく、一般ビジネスにも利用

p226
不安を掻き立てるニュースに注意がいくのは動物として正常
宗教が天国を設定している時点で、今の世界がベストではないと認めている

p228
平等なルールでゲームしても、不平等を無くせない
不平等は自然の摂理、数学的に自明な事実を意外と知らない
脳のシステムも不平等にできている
不平等だから脳の作動に安定性をもたらす

p229
シナプスの働きもパレートの法則と同じく2:8

p234
人はAならばBであると聞くと、BならばAであると勘違いする
風評被害はこの歪みがルーツになる
間違った推論を立てて押し通すことで文明が発達したとも言える
論理性が欠けていても、思い切りのよい思考飛躍が高度な推測や予知、創造性を生み出す

p239
神とは何か?それは、科学ではわからないナニか
だから、神を科学で解明しようとするのは矛盾している