Windows 10 KB3200970が0x800F0922エラーになった原因はTempフォルダだった

11/9から3日間、シャットダウンするたびにWindows Updateが適用されては、起動時に失敗という結果が続いていた。

イベントビューアを見たところ、システムログに以下のエラーログがあるのを確認。

 インストールの失敗: エラー 0x800F0922 で次の更新プログラムのインストールに失敗しました: x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1607 の累積的な更新プログラム (KB3200970)。

 

とりあえずGoogle先生にお伺いを立てても、特にこれと言った対応策は見つからず。

オフラインインストーラでの適用も失敗するし、適用前からやり直そうにもシステムの復元を無効化しているのでやり直しが不可能。

 

仕方ないので、Updateを無効化するツールでも探すか・・・と思ったところで、ふと気づいた。

再起動後に失敗しているってことは、再起動後に読み込んでいるファイルに問題があるのでは?と。

 

今のPCは、環境変数のTempをユーザー、システム共にRAMディスク配下に設定していたので、一時的にすべてC:\Tempに変更して再起動してみた結果、無事にインストール成功。

読み取るべきファイルが再起動後に消失していれば、失敗するのも仕方が無い。

けど、同じことが来月以降にも起こりそうなので、備忘録としてメモしておこう。

 

 

しかし、IE11のUpdateが出来なくて調べた時にも思ったけど、Windows Update関連で問題が出ると、当然のように最初の手段としてクリーンインストールを挙げる人たちは何なんだろう?

現状の環境を維持したまま対応したいから模索している人が大半だと思うんだが、なんで最終手段を最初の手段にさせようとするのか分からない。

 

OSやPC全体のバックアップを取ってから・・・という勧め方や、クリーンな環境を用意して原因を切り分けて・・・という話なら分かる。

もしくは、クリーンインストールではなくクリーンブートで再起動してみるというのなら、アンチウィルスソフト等がロックしている可能性を潰せるので、それなら分かるけど。。。