CDexのLame Error解消法

CDexをVer.1.79にアップデートし、MP3のエンコードを行ったら以下のようなエラーが発生した。

LAME_ENC.DLL
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Error updating LAME-tag frame:
can't open file for reading and writing
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一応、OKを押すとファイルはできあがるし、CDexの一覧にもStatusがOKになるんだけど、設定で320kbpsを設定していたにも関わらず128kbpsになる。
けれど、ファイルサイズは320kbps相当なので、何かおかしい。


調べてみると、以下のサイトに原因が記載されていた。

・Quintessential Player まとめ Wiki
http://wikiwiki.jp/qmp/?FAQ#zf852e2d

原因
トラックのファイル名に日本語などのマルチバイト文字が含まれていると、VBR ヘッダーの付与に失敗してしまうため。
※v3.96/v3.97 を使用した場合や、CBR 変換した場合は問題ないようです。

CDex Ver.1.79だとLameのDLLはVer.3.99だったし、ファイル名も日本語を含んでいたので間違いなし。

対応方法としては、古いDLLに差し替えれば良さそうだと思い、LameのVer.3.97を下記サイトからDL。

・home of Windows LAME downloads, with the fastest smallest exe/dll
http://jthz.com/~lame/
※ダウンロードリンクをクリックしても404エラーが返ってくることが多いけど、10回くらいやればそのうちDL出来た。

圧縮ファイルを解凍するとExeファイル等もあるけれど、必要なのは「lame_enc.dll」だけ。
これをCDexのインストール先にある「lame_enc.dll」に上書きしてしまえばOK。
気になる人はCDexでインストールしたDLLをリネームやコピーしておけば復元も容易。

この状態でCDexを起動し、通常通りMP3ファイルを作成したらエラーも発生せずタグのフォーマットも問題なさそうだった。